【派遣あるある】派遣先で仕事がなくて1日中やることがない時は自由を満喫すべき理由

主に大手企業で事務職やオフィスワーク系の職種の場合、派遣先によっては採用されたのに、いざ出社するとやるべき仕事がなくて1日中、放置プレーを喰らう場合がよくある。

派遣に慣れていない人の場合は、かなりの苦痛を感じたり、いますぐ辞めたいという負の感情でいっぱいになることも少なくない。

聞くべきことは聞いて開き直るのが大事

日本人は根っからの真面目気質の人が多いから、「お給料(自分のお金なのに“お”を付けるのは誤用も甚だしいが)を持っている以上は会社に尽くして当然」と考える人が多い。

だから、仕事もせずに給料だけ貰えると罪悪感覚えたり、苦痛を感じたりするのだろう。

そもそも、採用されたのになぜ仕事がないか? というと、ある程度の大手企業の場合は部署ごとに派遣の採用予算が割り振られていたり、上司のくだらないメンツのために数合わせで仕事があろうとなかろうと派遣を採用するのだ。

そうでなくても派遣社員に割り振られる仕事としていうのは、通常は不安定なポジションであることが多い。業務が多かったり少なかったり、先が読めないポジションなのである。

だから、仕事が全くないという状況が起きても不思議ではないし、普通のことなのである。

それでも仕事がないと苦痛という場合は、やる仕事がないかとか、学習教材のようなものを提示して貰ったり、架空の課題を出して貰うなどすれば罪悪感は軽減されるだろう。

派遣会社の方がもっと仕事してないのに給料を貰ってる

派遣の場合、給料は派遣会社を通して支払われる。

派遣会社は3割から4割程度をピンハネして、残りが派遣社員本人に支払われる仕組みだ。

つまり、あなたが放置プレイされて何もせずに給料を貰っているということは、派遣会社も何もせずにお金を貰っているということなので、別に深く気にしなくていいじゃないかしらん、というのが放置プレイを何度も経験してきた人間の意見だ。

暇な仕事が死ぬほど嫌で辛いという人は、そもそも暇にならない多忙な職種(世間を見渡せばいくらでもあるはずだ)を目指すか、派遣ではない雇用形態の仕事に就いたり、需要の高い世界水準の専門スキルを身に着けるほかないのである。