【ハリボテ】中身のない派遣会社を登録前に見分けるコツ

画像はイメージ

大手派遣会社にも当たり外れはあるものの、それ以上に当たり外れが激しいのが中小派遣会社。

en派遣などの求人広告媒体に掲載されていて登録を迷うこともあるかもしれない。

ただ、登録するにもそれなりの手間と時間がかかるから、登録する意味のない「ハリボテ」だったら事前に分かった方がタイパが良いのは確実だ。

今回はそんなハリボテ派遣会社を見分けるコツを伝授しよう。

見た目重視の公式サイトは要注意

GoogleにApple、Microsoftなど、世界的な有名大手企業の公式サイトは機能性重視のシンプルな見た目であることが多い。Googleに至ってはメインサービスである検索ボックスくらいしかないというのがわかりやすい例だ。

中身がしっかりしている企業は着飾る必要がないのである。

対して、中身がない企業の場合は公式サイトにイメージムービーが流れたり、大きな写真やイラストが各所にデザインされていることが多い。

一見すると公式サイトに予算を沢山かけられる優良企業に見えるけども、それこそがハリボテの効果。

そんなものは、星の数ほどあるデザイン会社なり制作会社なりに頼めば、そんなに高くない金額で作ることができるのである。なぜ安く作れるかというと、働いているのは派遣のWebデザイナーとかだからだ。

Web制作業界の悪い傾向だが、中身のシステムやプログラムの開発には相当な予算がかかる一方で、デザインなど見た目に関する部分は凝ったものでもプログラムなどに比べると低価格なのである。

予算も中身もないハリボテ企業でも見た目を整えることは難しくないのだ。

イメージ画像ばっかりなのは要注意

これも見た目に関する部分だが、自社サイトの求人に使われている画像がイメージ画像の場合は要注意。

イメージ画像というのは、このページの上に載せているようなデザイン上の都合で載せている汎用画像のこと。

実際の企業を取材なりした画像だったら、担当者の写真だったりオフィスの様子だったりするが、どこにでもあるような、それでいて撮影品質がそこそこ高い画像の場合はイメージ画像の場合が多い。

ちなみに、イメージ画像はフリー素材などの配布サイトで無料やタダ同然で手に入れることができる。ハリボテ企業には打ってつけなのである。

ほとんど評判が見当たらない派遣会社は要注意

創業10年や20年で登録者が2万人や3万人もいたら、退職者が数千人以上は必ずいるばすなのに、クチコミや評判がほとんど見当たらないという場合、紹介されて実際に働けるケースは相当少ないと考えた方がいい。

特に中小ベンチャーみたいな派遣会社の場合は、人材派遣業以外のビジネスも手掛けていることもあり、人材派遣の部門は会社の一部署でごく少人数で行っている可能性がある。

人材派遣を専門にしている大手派遣会社もあり競合が多いということもあり、相当ニッチな企業の案件しか紹介されない可能性がある。

派遣で求職活動する場合は、登録する派遣会社など、タイパを考えて行動しないと無駄に労力と時間を浪費することになってしまうから注意だ。