派遣会社に登録した直後、あるいは久しぶりに紹介をリクエストした時に派遣会社が提示してくる求人案件は、実はもれなく全部ボロカスすぎるハズレ案件なのである。

紹介担当なり、コーディネーターなり、求人紹介のプロらしき人が自分の希望に合わせて選んでくれたから・・・と安心して応募するのはちょっと待って欲しい!

ワケあり物件が紹介されるのはどこの業界も同じ

不動産屋でも夜のお店だろうと、店側がオススメしてくる案件というのは、概してワケありだということを知っておかなければならない。

不動産屋で言えば、長間に渡って空き部屋になっていて、とにかく誰でもいいから早く住んで欲しい物件とかである。

夜のお店で言えば、誰からも氏名が入らない不人気のホステス、ホストとかである。

そもそも人気があれば店側が強力にプッシュする必要がないのだ。これと全く同じことが派遣会社にも言える。

こっちの希望に当てはまっていないんじゃ・・・?

実際に筆者が派遣会社から「オススメ」として紹介された問題案件の例を紹介してみよう。

なぜかやたら遠い派遣先

大手派遣会社でもっと通勤距離が近い似たような仕事を募集しているにも関わらず、派遣会社からオススメとしてプッシュされたのは片道1時間半もかかる派遣先だった。

通勤時間や通勤距離という概念がないのだろうか。どう考えても前任者が急に辞めたとか、派遣先担当者が頭おかしいとかの事故物件である。

なぜか経歴に全然合っていない

専門職なのに必要な経験を満たしていない。

一応、未経験可みたいなことも書いてあるが、他の登録者には経験者がいっぱいいるであろうに、なぜわざわざ未経験者に紹介するのか謎。経験者が寄り付かない事故物件であることは容易に想像が付く。

どのへんがオススメなのか聞いても返答が曖昧

経歴にも合ってないし、紹介担当者が小学生でもできそうなルーチンワークをしているだけに思えたので、どんな風に「オススメ」なのか聞いてみた。

そしたら、「後日、営業担当者から詳しく案件を説明させる」と濁されてしまった。

おいおい、求人内容をよくわかってないのにオススメしてたのを白状してくれたよw

派遣会社の都合を押し付けてるだけ!

とりあえず、派遣会社がオススメしてくる案件は一旦無視した方がいい。仕事はちゃんと選ばなければならない。もちろん自分で。

派遣会社のオススメ案件なんてのは派遣会社の都合を満たすだけで、こっちの希望は満たさないのである。

皆さんも騙されないように気を付けよう。