派遣で時給交渉した人間の99%が失敗するシンプルな理由

あなたの時給は適正なものだと言えるだろうか?
派遣の場合、時給とは派遣先や派遣会社の誠意だとも言えるし、悪意だとも言えるものである。
このページを見ているということは、必要スキルや業務内容に対して時給の低さに不満を感じていたり、どこか割に合わないと感じていたり、派遣先や派遣会社のビルにミサイルが落ちればいいのにと密かに思っていることであろう。
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派遣の時給交渉が上手くいかないシンプルな理由
一言で言えば、派遣会社のしょうもない人間たちを食わさないとならないから。
マージン率、すなわち派遣会社の取り分は大手派遣会社でも3割~4割にもなる。
そこから有給や社会保険も支払われているんだから妥当でしょ、という謎の反論を聞くこともあるけれど、元はと言えば自分が稼いだお金である。
本来は会社が本人と半物ずつ負担するはずの社会保険ですら、派遣社員の場合は実質的に全額自己負担している状態であり、理論が破綻していることはすぐにわかるであろう。
そのほかの理由としては下記のようなものがあるので、派遣で時給交渉という茨の道を歩む場合は頭に入れておくとよい。
派遣先は高スキルな人間を安くコキ使いたい
派遣先にしてみれば、自社の人間じゃないから末永く働いてくれるかわからないし、自社で採用活動するプロセスをすっ飛ばすくらいだから、手っ取り早く安くコキ使って、いらなくなったらポイっと捨てたいから派遣を使っている・・・というのは、例外はあるにせよ、多くの場合は事実である。
派遣先にすれば、いつ辞められるかわからないのだから、極論を言えば生きようが死のうが関係ないわけで、低コストでコキ使いたいだけだから、時給を上げるなんてとんでもないことなのだ。
派遣会社が時給交渉に協力しない
派遣社員は派遣会社から給料を受け取っているから、時給交渉は派遣会社を通して行う。
だが、この派遣会社という存在は、時給交渉に対して信じられないほど消極的だ。協力なんてしたがらないのが普通。
3か月契約で1年後にいるかどうかもわからないのに「時給交渉は1年経過してから」とか謎の理由で断ってくる大手派遣会社も存在するくらいだ。信じられないだろうか、本当に存在する。
派遣会社にしてみれば、派遣先の言いなりになって「高スキルだけど安い時給で働いてくれる人」を紹介するのが仕事なのだ。
だから、時給交渉なんてとんでもないという発想なのである。
実際問題、派遣会社を通さないで働くことも考えよう
物価高で光熱費なども値上がりしている中、時代錯誤で10年前の時給で働かせる大手企業なども存在する。
一番いいのは、派遣会社なんか使わずに働く道を模索することだ。
単純計算ではあるが、同じような労働力を提供して30~40%くらいは給与を上げることができる。
じっくり考えるまでもないけれど、無能な派遣会社の人間を食わすために30~40%もの金額を搾取されているのはおかしなことである。
派遣会社を利用する企業も、もう少し頭を使ってほしいものだが、余計なものは極力仲介しない方がいいのだ。
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