求人応募が一切通らなくなる派遣会社の「紹介停止フラグ」とは何か

派遣会社を利用していると、短期離職やトラブルがあった後から紹介が急に止まる、応募しても全く通らないといった現象が起きることがある。
スキルが足りないというだけでは説明できない場合、内部で運用されている「紹介停止フラグ」が影響している可能性が高い。本記事では、短期離職やトラブル履歴が派遣会社内でどのように扱われ、どのように紹介停止につながるのかを整理する。
目次
派遣会社の紹介停止フラグとは
紹介停止フラグとは、派遣会社が内部的に「この登録者への案件紹介を控えるべき」と判断した際に付与されるステータスである。
本人には通知されず、内部的に共有されるだけである。特に短期離職やトラブル履歴がある場合、この内部判断が紹介の有無に大きく影響する。
短期離職やトラブル履歴がフラグに直結しやすい理由
短期離職は派遣会社にとって「早期離脱リスク者」として扱われるため、紹介優先度が下がりやすい。
また、派遣先や派遣会社とのトラブル、派遣先からのネガティブなフィードバックがあった場合、内部メモに記録されることがあり、これが紹介停止フラグの直接的な理由となる。担当者との認識のズレや応募辞退の多さも、同様にリスクとして扱われる。
紹介停止フラグが付くと何が起きるか
フラグが付くと、案件紹介がシステム経由の自動送信のもの以外はなくなり、自分で応募しても自動返信のメール以外は進捗連絡すらされない。
登録者であっても、実質的には「退会」になったような状態に陥る。
本人は「スキルが足りなかっただけ」と考えがちであるが、経験職種なのに何十件と応募しても全く進捗がない場合は、紹介停止の内部ステータスが原因であるケースが多い。
フラグが付いている可能性を示すサイン
短期離職後に紹介が急にゼロになる、応募しても反応がない、担当者の返信がない、他社派遣会社では通るのに特定の派遣会社だけ通らない、説明が曖昧なまま「今は希望に合う案件がなくて」と言われ続けるなどは、内部で紹介停止扱いになっている可能性が高い。
紹介停止フラグを解除するための一般的な方法
解除のために有効とされる方法としては、退会と一定期間を空けた再登録である。システム重視の大手派遣会社などでは、再登録によって、やりとりの履歴がリセットされることがあるためだ。
フラグが付いている場合は、いくら職歴を更新したり、希望条件を変えたとしても、すべて無駄な努力で終わる。
注意点としては、一部の外資系大手派遣会社は即時に退会できず、数年~10年単位で退会が保留にされる場合もあり、中小派遣会社では再登録ができない場合もある。
何十件応募しても通らない場合に疑うべきこと
新規登録の派遣会社ならスキルや年齢くらいしか応募が通らない理由はないが、就業履歴のある派遣会社で応募が全然通らない場合は、紹介停止フラグを疑った方が早い。
短期離職やトラブル履歴は、派遣会社の内部評価に強く影響し、紹介停止フラグの付与につながりやすい。本人には見えない仕組みであるが、紹介が止まったときには内部ステータスを疑うことが重要である。
状況を正しく理解し、利用する派遣会社の変更や再登録などの対策を講じることが重要だ。断言するが、フラグが付いている状態で応募し続けるのは時間と労力の完全な無駄である。
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