契約終了で辞めた以前の派遣先を再度紹介してくる派遣会社コーディネーターの怠惰

派遣で仕事探しをしていると「なんでそこを紹介してくるの?」と首をかしげる瞬間がある。

特に、契約終了で辞めた以前の派遣先の同じ業務を再度提案されるケースは、派遣会社の怠慢さを強く感じる場面だ。

過去の経緯を無視した安易な提案は、派遣スタッフの気持ちや希望を軽視していると言わざるを得ない。本記事では、なぜこうした提案が起きるのかを整理していく。

契約終了した派遣先を再紹介するという雑さ

契約終了で辞めた以前の派遣先の仕事を、何事もなかったかのように再度紹介してくることがあるが、派遣先の都合で「もういらない」と言われた場合であれ、本人が「ここは合わない」と判断して辞めたケースであれ、どちらにせよ、すでに縁がバッサリ切れた会社である。

それなのに同じ案件を再提案してくるのは、どう考えても雑すぎる。派遣会社は履歴を見ているはずなのに、その背景を無視して再度押してくる姿勢には、紹介担当者の怠慢さを感じざるを得ない。

「経験者だからマッチングする」は当たり前

派遣会社がこうした再提案をしてくる理由は単純で、「同じ業務の経験者だからマッチング率が高い」という安易なロジックに基づいている。

確かに、同じ業務を経験していれば即戦力になるし、派遣先の内部事情もわかっている。しかし、それは当たり前すぎる話であって、紹介担当者がする“仕事”とは言えない。

本来の紹介担当者の仕事は、本人の希望や過去の経緯、職場との相性、契約終了の理由、そして今後のキャリアを踏まえて、次に進める場所を探すことだ。「前にやっていたならまたどう?」という提案は、工夫も配慮も一切感じられない。

紹介担当者が“仕事していない”と感じる瞬間

こうした再提案が来ると、紹介担当者が本当に仕事をしているのか疑いたくなる。

過去の経緯を把握していない、希望条件を無視している、とりあえず紹介しておけばいいと思っている、数をこなすことが目的になっているのだ。派遣スタッフにとっては「またあの職場に戻れって? ふざけるな、冗談じゃない!」という気持ちになるのに、担当者はその温度感を理解していない。派遣会社の都合だけで動いているように見える瞬間だ。

派遣は前に戻るのではなく次に進むべき

派遣という働き方の魅力は、スキルを活かしながら新しい環境に挑戦できる柔軟さにある。

自分に合う職場を探しながら働けるのがメリットなのに、「辞めた職場に連れ戻す」という発想は、そのメリットを完全に潰してしまう。

派遣会社がやるべきなのは、過去の履歴を機械的に当てはめることではなく、本人が次に進める場所を一緒に探すことだ。派遣スタッフを商品として扱うのではなく、“人”として扱う姿勢が必要だ。

派遣会社の怠惰に振り回されないために

もし派遣会社が過去の職場を再提案してきた場合は、「そこは契約終了した“過去”の職場なので再紹介は希望しません」とはっきり伝えていい。

派遣スタッフには過去の経緯も気持ちも希望もある。派遣会社の怠惰な提案に振り回されず、自分の条件と未来を優先して選んでいくべきだ。派遣会社の都合に合わせて働く必要はない。自分のキャリアを守れるのは自分だけだ。過去に戻るのではなく、次に進むための選択をしていくべきだ。

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