派遣社員を定額サブスク扱いしているブラック企業には絶対関わってはならない理由

今の世の中、決まった料金を払えば定額料金でサービスが使い放題になるサブスクが全盛である。

動画が見放題になるAmazonプライムビデオや、音楽配信のSpotifyなどが代表的だ。ゲーム配信や電子書籍などのサブスクもあり、何かしらサブスクを使ったことがある人は多いことだろう。

コンテンツ系だけでなく、食品や洋服、コンタクトレンズなどのサブスクもあり、あらゆるものがサブスクになりつつある。

派遣社員をサブスク扱いする企業の手口

ある意味では派遣社員は派遣先企業からするとサブスクみたいなものだ。

1か月や3か月単位など決まった期間で契約して、依頼する業務や案件ごとに料金を払うのではなく、事前に決まった時給を払うシステムである。

このシステム、どんなバカな企業担当者でも悪用しようと思えば簡単に悪用することができる。

どんなバカでも思いつく簡単な仕組みだから書いてしまうけれど、例えば、これまで動画制作でも画像デザインでもプログラムでも何でもいいが、外部の業者に定期的に発注した業務があったとしよう。

制作会社やIT企業でもない限り、そのへんの普通の企業には正社員の動画制作者やデザイナー、プログラマなんて在籍していない。

日本においては正社員を雇うと簡単にはクビにできないし、ボーナスや退職金も払わなくてはならないから、年間通して安定した業務量がない限りは、それらの専門人材は正社員として雇われないのが普通だ。だから、コストの兼ね合いで代わりのに外部の業者に発注するのである。

だが、その外注コストが月10円~20万円くらいになると、バカな経営者や担当者でも「これ派遣にやらせたらコストカットになるんじゃ?」と思いつくのである。

契約外の業務だろうと派遣社員にやらせる場合もある

例えば、あなたが事務職の派遣社員だとしよう。

趣味でYouTube用の動画を編集していたり、インスタに投稿する写真をPhotoshopでいじってたとする。

顔合わせ事前面接や、初出社日の自己紹介タイム、休憩時間搾取のランチ歓迎会拷問などで、そんなプライベートの話をするのは実に危険だ。

派遣をサブスク扱いする企業においては、「派遣社員は定額サブスクだから、ついでに業者に発注してた動画編集やPhotoshop作業もやらせよう」となるのである。

そんな流れで実際にやらされたことが多数あるから、ランチ歓迎感拷問などは行かない方がいいのである。

事前面接で業務にはないけど「プログラムもやれます」みたいなことを言ったら、定額サブスク料金で業務に組み込まれることもあるし、定額サブスクとそれを悪用する派遣先担当者の手口を把握しておくことは身を守るための最重要項目である。

外注していた案件を派遣にやらせる企業は多い

特殊なケースに思った人も多いかもしれないけど、それほど特殊なケースではない。

「業者に発注すると高いから、ついでにこれもやってほしい」と、あなたが長年かけて身に着けてきた専門スキルをタダ同然で利用しようとするゴミみたいな派遣先担当者は多いのだ。

定額サブスクは利用する側は得するけれど、利用される側は不当に搾取されるだけの存在とも言えるのである。

余談だが、派遣以外の定額サブスクでも似たような問題はあるので、定額の音楽配信をしないミュージシャンなどもいる。

派遣社員においても定額サブスクの餌食になってはいけない。派遣先からコストダウンみたいな言葉があった時は、コストダウン担当者として良いように利用されてしまうだけである。要注意企業なのは間違いない。

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