【Teams】今どきの派遣「ビデオ通話顔合わせ」の実情とコツ

コロナ前だと派遣の仕事が紹介されると、実際に派遣先に出向いて営業マン同席の元に顔合わせや会社見学というものが行われていた。

今でも会社によってはリアルで行われているが、テレワーク対応の案件を中心に、顔合わせは自宅からビデオ通話で行うケースも増えている。むしろ、オフィスワーク系など職種によっては「ビデオ通話顔合わせ」が当たり前になりつつある。

今回は実際に何件かビデオ通話顔合わせを経験したので、実際にどんな感じなのかをレポートしたい。

使うツールはteamsかgoogle meetが多い

ビデオ通話が出来るツールはいくつかあるが、大手企業ではMicrosoftのteamsのシェアが高いので、大手が派遣先の場合はteamsが多い。

次いで、中小企業や外資、ちょっとオシャレ系の企業だとgoogle meetもそれなりに多かった。ブラウザからアクセス出来るが、googleアカウントが必要。アイコンが表示されたりするので、人によってはプライベートと分けて作ると良いかもしれない。

有名な割に意外と少ないのはZOOMだった。テレワーク関係の予算があまりない小規模な企業で使われている印象だった。

アカウントを事前準備しよう

テレワーク対応の案件に応募する場合は、PCに上記の3つのツールが使えるようにアカウントなどの準備をしておくとよい。

どのツールが使われるかは派遣先によるので、直前までわからないのが通例。

どのツールもテスト撮影や音声テストなどが出来るので、事前にやっておけば直前に慌てないで済む。

ビデオ通話顔合わせのメリット

最大のメリットは会社まで出向く時間と交通費が節約出来るということ。

会社の場所や電車を調べる必要もないので、前日などにセッティングされても対応しやすいというのもある。

また、行ってみて条件が全然違った時などのダメージを減らすことができる。

ビデオ通話顔合わせは大人数?

いくつかの企業で実際に経験したが、テレワーク中は時間に余裕があるからか、リアルで顔合わせする時より、派遣先が大人数のことが多い。そんなに暇なのかどうかは不明。

リアルだと1人かどんなに多くても3人くらいまでが普通なものの、ビデオ通話だと参加しているだけで何も言わない人も含めると4〜5人くらいいる場合もある。

派遣会社側も不慣れな営業マンだと、先輩や上司も参加することもあった。派遣一人の採用にちょっとした大会議…。

やることは変わらないので、大人数でもびっくりしないようにしよう。

営業マンがスキルシートを表示してくれる

テレワーク系のツールに慣れていないと画面共有などが不安だったりするかもしれないが、申し合わせたように、どの派遣会社もスキルシートなどの提示物は営業マンが画面共有してくれる。スクロールもしてくれる。

画面の内容に沿って説明するだけ。自宅などリラックスしやすい場所でやれば、実際に出向くよりやりやすいことが多いと思う。

ビデオ通話顔合わせのデメリット

実際に出向かないので会社の雰囲気や通勤の感じがわからないデメリットがある。テレワーク対応案件でも、しばらくは出社だったりすることも多いので、少し博打要素がある。

あとは派遣先からすると気軽に顔合わせできるからか、とりあえず面談してみて気軽に断るケースが多くなった気がする。派遣の面接周りの法律が変わったわけではないのだけど。

スキルは全く問題ないと言われたのに、事前に書類でわかるような項目に後でケチをつけられて不採用になったり、カルチャーに合わないとか抽象的な理由を出されたり、終始肯定的なやりとりでも、あっさり不採用になるケースがあった。

まとめ コロナで顔合わせも変わった

リアルでの面談とビデオ通話は少なからず違う部分があるので、人によってはそれなりに慣れが必要というのもあるだろう。

出向かなくて良い一方で、以前より数打たないとならない徒労感は増した気もしてしまうのであった。