派遣で働く場合、大手にこだわらない方が自由な働き方ができる理由

大手企業の派遣先の方が安定していて時給も高く、制度も整っていて安心というイメージがあるもしれない。
しかし、実際には大手より中小の方が働きやすいというケースが普通にある。
理由は単純で、大手ほど制度の縛りがきつく、人間関係が濃く、働く自由度が低いからだ。
目次
大手の派遣先は制度ががんじがらめすぎる
大手は制度の縛りが強すぎて、派遣にとっては窮屈になりやすい。
PCの用意やアカウント発行に数週間かかるのは珍しくない。使い慣れたフリーソフトを入れるだけでも申請が必要で、承認まで待たされる。
勤怠管理も細かすぎて、1分単位で細かく業務報告を求められることもある。派遣にとっては仕事よりルール対応の方が負担になる。
意外と人間関係が濃い派遣先が多い
大手は人数が多いから人間関係が薄いと思われがちだが、実際は逆。
社員1万人規模の会社だろうと、実際に配属されるのは5~10人程度の部署やチームなのだから当たり前だ。
中小企業と変わらないどころか、食事会や雑談中心のミーティング、社内イベントなどに強制参加を求められる。参加しなければ「馴染めない人」と判断され、派遣切りの理由にされることもある。大手ほど空気を読む負担が重たい。
大手に3年勤めても直雇用にまずなれない
これが最も大きい問題。
大手は中途採用希望者がいくらでもいるため、派遣から正社員を採る必要がない。中途採用の基準も厳しく、一流大卒や院卒が採用基準であり、35歳以上は対象外など、明確な線引きがある。
派遣として3年頑張ったところで、正社員化の道が存在しないケースがほとんど全部。
中小のメリットは大手と違って柔軟
中小企業は意思決定が速く、顔合わせの1日後や2日後に勤務開始というスピード感が普通にある。
大手のように手続きで何週間も待たされることがない。働き始めるまでのストレスが圧倒的に少ない。
面倒な勤怠報告なし
大手は派遣会社のタイムカードに加えて、派遣先独自の勤怠システムやTeamsメンションなど複数の勤怠報告が毎日求められる。
慣れないと勤怠報告だけで20分以上かかることも普通にある。中小はシンプルで、派遣会社のタイムカードだけで済むことが多い。
大手と違って普通の人が多い
大手は生まれた時から受験戦争が当たり前で、社会人になってからも出世競争を勝ち抜いてきた人間が多く、想像と違って殺伐としていることが多い。
長く勤める人もいる一方、数字として外部に出ることはないが、派遣の短期離職者が続出している派遣先もある。
一方、中小はそもそも競争社会のレールから距離を置いている人が中心で、価値観が穏やか。派遣にとっては平和で働きやすい環境のことが多い。
フルテレワークも中小では普通、日数に縛りがない
大手は就業規則で週〇日までなど、テレワーク日数が細かく決められていることが多い。派遣だけ特別という扱いにはならず、在宅勤務の自由度は低い。
一方、中小はそもそもそんな規定が存在しないことが多く、本人と担当者の裁量で在宅日数が柔軟に決まる。大手のような意味不明な縛りがなく、働き方の自由度が高い。
中小企業はフリーランスの個人など、外部人材とのやりとりに慣れていることが多いため、派遣社員は全員フルテレワークという場合も珍しくないのだ、
時給は大手も中小も一緒
正社員の場合は大手の方が年収が高いのが普通だが、派遣においては大手も中小も一緒。
先日ニュースでも報じられたように、大手派遣会社は違法に裏で時給を横並びにさせていると疑われているくらいで、派遣業界においては、大手だろうと中小だろうと、同じ職種なら時給はほぼ同じになる。
中小は人手不足が露骨に出る分、条件交渉が通りやすく、大手より高い時給が提示されることも普通にある。
大手が良いとは限らない
大手は制度が整っている反面、派遣にとっては自由度が低く、手続きが重く、人間関係も意外と濃い。
さらに正社員化の道がほぼ閉ざされているため、長期的なメリットも薄い。
中小は柔軟でスピード感があり、人間関係も穏やかで、在宅勤務の自由度も高く、派遣にとっては働きやすい環境になりやすい。派遣で自由に働きたいなら、大手にこだわらず中小も選択肢に入れる方が合理的だ。
0