【派遣先】「マニュアル完備」と「属人化」の職場、どっちが安定就業できる?

派遣先を選ぶ時、やっぱり一番気になるのは業務引継ぎや導入をきちんとしてしてくれるか? ですよね。前任者が急に辞めてしまっているケースもあるので、マニュアルが完備されていれば調べながら業務を覚えることができます。

でも、この「マニュアル化」職場、派遣先としては、実は安定就業はかなり難しいと言えます。以下に、その理由をお伝えします。

マニュアルは「誰がやってもできる」ためにある

そもそも、仕事をマニュアル化している職場は、外部の経営コンサルタントや、ビジネス本とかを鵜呑みにした管理職や上層部の意向で導入していることが多いです。

アルバイト主体で業務を回しているコンビニなどの小売店や、大手系列の飲食店などは、1から100までマニュアルにすべてが書かれていますね。喋る言葉まで、マニュアルの通りだったりします。

派遣社員やアルバイトなど、流動的に人材を入れ替えても業務が進んでいくようにするために、経営戦略的にマニュアルを導入しているのです。現場の人が自主的に、普段の業務に追われている中で「そうだ、他の人も自分の仕事をやれるようにマニュアルを作っておこう」なんて思って作られているケースはほとんどありません。

そんな神様みたいな人は、定年退職や結婚退職など「超円満」に辞める人くらいなものです。

属人化=その人しかできない仕事

対して、職人技的に個人個人の能力やポジションを尊重している「属人化」的な職場は、その人が辞められると会社や部署の業務に長期的な支障が出るため、一般的に離職率が低いです。

この転職当たり前のご時勢に、10年や20年勤めている社員が多いのはマニュアル完備の職場より、むしろ「属人化」的な職場です。上層部が個人の能力や、従業員個人個人を尊重しているので、頭ごなしに「お前の仕事を誰でも出来るようにマニュアル化しろ!」とは言わないのです。

マニュアル完備の仕事は「長期就業」が望めません

就業開始時だけは確かにマニュアル完備はありがたい。しかし、長期的な目線で考えると、何でも会社の都合で効率化させられるので、あなたの仕事ももっと効率化されて全部がアウトソーシングされたりするかもしれませんね。部署ごとアウトソーシングされて、派遣全部がいなくなった職場を経験したことがあります。

そこまでならなくても、ちょっとした「意見」を上に言っただけで、他の人に「交代」させられてしまうかもしれない・・・。そんな恐ろしさを持ったのが一見親切なマニュアル完備の派遣先なのです。親切には裏があるのです。

仕事が属人化されていると、自分のコミュニケーションスキルで前任者や部署の先輩から仕事を盗んでいかないといけません。その反面、あなたしかできない役割を確保して、断固としたポジションを職場に確立することができます。直雇用化される人は、大体、そういう気質のある人です。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。

すぐに代替要員が確保されてしまうマニュアル完備の派遣先、あなたはそれでも魅力的に感じますか?

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