【薄給=激務】正社員の給与が派遣以下の派遣先は断るべき理由

同じような業界や職種で派遣を何度か渡り歩いていると明確にわかることがある。

薄給、つまり時給が安い派遣先は激務で環境が悪いことが多く割に合わないという真実だ。時給が安いから仕事の難易度が少なかったり、ゆったりのんびり仕事ができるという可能性は低く、単に時給が安いというだけであることが多い。

もちろん世の中には例外もあるだろうが、そんな派遣先を紹介される前に簡単に回避する方法がある。

回避策は事前に正社員の給料や口コミを調べること

派遣の仕事だから正社員の給料を調べたり口コミを見ても仕方がないと思う人もいるかもしれないが、実は全くそんなことはない。

なぜなら、同じ会社で同じ職種なら派遣がその会社の正社員の給料を上回ることがないように時給が決められているからだ。

例えば、ある会社のある職種で正社員の年収が380万円だとしたら、その会社でその職種に派遣で働くと年収280万円くらいになると考えた方がいい。正社員のメンツだったり、会社の仕組みとして、正社員の給与の7~8割以下に抑えられているのが通例なのだ。

同じ仕事でも派遣先で給与は大きく変わる!

前述のように、別の大手の派遣先でその職種で働くと年収400万円くらいになったりするわけだが、正社員の年収が低い派遣先で働いてしまうと同じような仕事をしても時給が安いという状態になってしまう。

ちなみに、派遣先の正社員の給料を調べるには「派遣先企業名 評判」などと検索すると企業が運営している口コミサイトがいくつか表示されるはず。

給料以外にも「管理職が無能」とか「残業が多い」とか「退職職者が多い」など有用な情報を知ることができる。

一見すると派遣で働くぶんには関係ないと思うかもしれないけど、無能な管理職に管理されている平社員から指揮命令を受けることになるので、悲惨な状況になってしまう可能性が高いことを事前に知ることができるのだ。退職者が多い派遣先だと、業務のしわ寄せが派遣社員に降り注ぐこともあるので要注意だ。