派遣の時給は派遣先配属部署の予算で決まる!! その仕組みの裏側と交渉のコツ

仕事をする以上は最も大事になるのが給料。派遣の時給である。

派遣の時給は配属先部署の予算次第!!

派遣社員の給料は派遣先企業から直接ではなくて派遣会社を通して給料が振り込まれるが、派遣会社がゴニョゴニョくすねているという事実もある一方で、大部分は派遣先企業、もっと言うと派遣先部署の予算で決まる。

その仕組みを知っていないと上がるはずの時給も上がらないし、不当に安い時給でコキ使われるハメになってしまう。

今回は派遣で働く以上は避けて通れない派遣の時給の仕組みについて学んで貰いたい。

派遣先が支払う金額の4割くらいが振り込まれる

派遣社員というのは派遣会社が仲介しているので、その紹介料とも言わんばかりに本来貰えるはずの給料から4割くらいを派遣会社がピンハネする。

10年以上前の昔だと派遣会社がピンハネしている金額はグレーだったが、最近だと契約書の隅っこや、派遣会社の公式サイトなんかに平均してどれくらいピンハネしているのかというのをわかりづらく公表している場合もある。大手派遣会社の場合は3~5割くらいが平均的だ。

ピンハネして金額の中で派遣会社が運営されているわけだ。派遣会社の営業やコーディネーターといった人間の給料になっていたり、公式サイトを運営する料金だったり、en派遣やリクナビ派遣の掲載料だったり、オフィスの賃貸料だったりする。

派遣社員の社会保険料(厚生年金や健康保険、雇用保険など)の会社負担分も、このピンハネした金額の中で支払われている。この手の社会保険は自分と会社で半物ずつ払うのが普通だが、派遣社員の場合は自分で稼いできた金額の中から結果的に全額払っているのだ。

このあたりのことは基本事項として知っておきたい。

派遣社員の採用は部署の権限で決まる

正社員の場合、中小企業ではもちろんのこと、大手企業でも社長や役員などが採用面接に関わることが一般的。

ところが派遣社員の場合はどうかというと、零細企業を別にすると部署のマネージャーや主任クラスが部署の権限で採用していることがほとんどだ。大手企業の場合だとほぼ100%の割合で部署の権限だけで採用されている。

ソフトバンク系列など、大手でも稀に人事部長や総務系の部署のマネージャーなどが顔合わせに同席する場合もあるが、大手上場企業で代表取締役や役員が派遣社員の顔合わせに出てくることはない。もし、そんな暇な会社があったら先がないので辞退した方がよいだろう。

派遣社員の給料も部署の予算から

部署の権限で採用が決まるのが派遣社員。

では、派遣社員の給料はどこから出ているかというと、部署に割り当てられた予算であることがほとんどだ。結果的には派遣先企業から(派遣会社に)支払われると言っても、部署の財布が財源なのである。

その部署が会社の中で窓際のポジションだったり、お金を稼げない足を引っ張りがちな部署だったりすると、当然予算は限られている。逆に会社を引っ張っているような花形部署なんかだと予算がたっぷりあるので、派遣の時給も高い傾向にある。

会社見学や顔合わせの時に、会社の中でどういうポジションにある部署なのかを探れるようであれば探っておいて損はないのだ。どうしてかというと、「ない袖は振れぬ」という言葉の通りで、予算がなければどんなに頑張ろうと理不尽に振り回されようと時給が上がることはないからだ。

まとめ 時給は就業時点で最大まで吊り上げるのが基本

派遣で働く場合、時給交渉するなら就業開始である初回契約で行うのが大原則だ。

派遣先にしてみたら、そもそも自社雇用の正社員や契約社員よりトータルで安上がりっぽいから派遣社員を雇っているわけで、普通はできるだけ安く金額で働かせようとする。働き出してから実力で時給を上げるという手もあるが、予算がない限りは難癖つけて思うように交渉がうまく行かないことがほとんど。

大手上場企業で業績好調な派遣先ですら、具体的にどれだけ会社や部署に貢献しているのか数字で成果を示さないとならないこともある。営業職などを除いては、数字に直接関わっているわけでもないので、給与交渉は不可能であることが多い。

言えるのは、予算があろうとなかろうと、吹っ掛けるんだったら初回契約の時に限るわけだ。

但し、派遣会社の営業担当者が絶望的にアホだったりすると、交渉が下手なので吹っ掛けすぎたことが原因で契約が流れてしまう場合もある。同業他社の同職種の平均の少し上くらいまでが吹っ掛ける安全圏だ。

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