社内選考に通らない? 複数の派遣会社を同時並行で応募するのがマストな理由

派遣の案件に何件応募しても全く紹介されない場合、派遣の選考プロセスを理解する必要がある。

結論を言うと、1社だけを使い続けるのは全くよいことがなくて、2〜3社程度の派遣会社を同時に使うのが基本中の基本だ。

逆に、多ければよいというわけでもなくて、4社以上だとこちらの都合も考えずに毎日しょーもない案件を紹介してきたりと管理が非常に面倒になるので、2社もしくは3社がオススメだ。

派遣の選考プロセスを知ろう

派遣の場合、公式サイトなどで募集している案件に応募すると、まず派遣会社内で社内選考というものが行われる。

社内選考は一定期間内に応募のあった人や、事前に派遣会社内で紹介しようと思って目星を付けていた人などの中から、経歴などを考慮して、より「派遣先からOKが出そうな人」を選ぶブロセスだ。

応募してないのに派遣会社から応募しませんか?と声をかけられる案件は、すでに社内選考に通っている状態。しかし、誰も応募する人がいない「不良在庫」の場合もあり、手放しで喜んで良いわけでもない。経験的には「訳ありブラックの不良在庫」のことの方が多い。

社内選考後は派遣先での派遣先書類選考へ

社内選考に通ると派遣会社から案件の詳細がメールや電話などで連絡される。

ここで問題がなければ、派遣会社は派遣先にキャリアシートと呼ばれる紹介書類を送る。よほどのことがない限りは、このまま顔合わせや面談と呼ばれる実質的な面接に進むことになる。

日程調整などの連絡が派遣会社からあるはずだ。

この段階の注意点として気を付けないとならないのは、派遣先がブラックの場合は派遣先担当者と連絡が付かなかったり、日程がかなり先になる場合もあるということ。募集しておいて何で連絡が付かないのか理解不能だが、そういうものだと思っておかないとならない。

ババを引かされないように注意

応募後にやたら待たされたケースについて実例を一つ紹介しよう。

以前、サイバーエージェントのAbemaという動画サービスの派遣案件に応募した時は、社内選考に通過して面談に行ってから最終的な結果が出るまで1ヶ月以上も待たされてしまった。

基本的に派遣の案件というのは、早ければ当日中、平均的には数日、遅くても1週間程度で結果が出るのが相場なので、1ヶ月というのは途方もない長さだ。

時々、進捗を確認したりもしていたのだが、最終的に募集自体がなくなってしまった。こういう案件は派遣会社にしても迷惑なので、派遣会社の営業やコーディネーターと深くコミュニケーションをとれば派遣先の評判を教えてくれる場合もある。

派遣業界内でブラック派遣先は共有されているのかもしれない。「サイバーエージェントはですね・・・」というような「悪い噂話」を後になって複数の派遣会社から聞いたのだった。

派遣で求職活動をする時は情報収集が重要であり、こういったババを引かされないように自己防衛しなければならないのである。

1つの派遣会社では同時に1案件しか応募できない

例外もあるが、基本的には1つの派遣会社で同時に応募できる案件は1つだけというルールがある。結果が出るまで他の案件には応募できないのだ。

派遣会社にしてみれば、複数の案件を同時に紹介したところで、複数の派遣先に同時に勤務はできないのだから、勤務しない方の案件を断ることになってしまうからだ。

前述のサイバーエージェントのように、結果が出るまでは他の案件に応募できないことを考えると、1つの派遣会社だけを使うことがいかに非効率かということがわかるだろう。

複数の派遣会社に登録していつでも応募できる状態にしておけば、他の派遣会社の案件が連絡待ちの時でも、同時に選考を進めることができるわけだ。時間を有効に使える。

1つの派遣会社で応募しまくるのは愚策

派遣会社に登録すると自社求人サイトが使えるようになるが、クリック一つで応募できる手軽さから「とりあえず、めぼしいものを応募しておこう」という風に、手あたり次第に何件も応募する場合もあるかもしれない。

これは有効なことなのだろうか? 答えは基本的には愚策である。

前述のように複数の派遣先に同時に勤務することはできないし、あなたの事情をよく知らない派遣会社の社内選考担当者の手を煩わせることになってしまう。

沢山応募しても音沙汰なしの場合

上記に関連するが、何件応募しようが全く音沙汰がない場合というのもある。

というのは、派遣会社によっては年齢か転職回数か詳細は不明だが、何らかの理由で社内選考にフィルターがかけられている場合もありそう、ということだ。

大手派遣会社の場合は膨大な数の登録者がいるので、一人一人の応募者をじっくり見るなんてことはせず、フィルターで機械的に人数を絞る仕組みがとられているはず。求職者側が勤務地や職種などフィルターで応募案件を絞り込むように、派遣会社も応募者をフィルターで絞り込むのだ。

まとめ 複数の派遣会社を使うのは基本中の基本

派遣会社のサービスというのは大手と中小ではかなりの差があるものの、大手同士なら正直、特に大きな差はない。

リクルート系など自社グループ内に派遣会社を持っている場合は、働きたい企業グループに合わせてその派遣会社を使うという理由もあるだろうが、特定のグループで働きたいなどの理由がなければ、複数の派遣会社を同時に使うのは基本中の基本と言える。

「でも、複数の派遣会社の案件に内定してしまった場合は?」と思うかもしれないが、それは全くの杞憂というもの。

派遣会社や派遣先が機械的に応募者を不採用にするように、待遇や担当者の態度が悪い方を不採用にしてやればよいだけである。

そこに何も遠慮する必要などない。なんだったら、他の採用案件を餌にして時給の釣り上げをしてやればよいだけである。それと、やってみればわかるが「お断り」するのはかなり気分がよい。

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