【平成総集編】ブラック派遣会社大賞 2019 受賞企業決定!!

令和初の年末に差し掛かった今日この頃、皆さんはいかがお過ごしだろうか。

平成から令和になったり、消費税が8%→10%になってキャッシュレス決済のゴタゴタや、史上最大級の台風で北陸新幹線が水に浸かったり、某タワマン地帯が洪水になったり、心休まることが少なかった2019年。

昨年は派遣先企業に焦点を当ててランキングを発表したが、今年は派遣会社をランキング付けする。今年は平成から令和に元号が変わったということもあり、平成総集編としてブラックの名にふさわしい派遣会社を独断と偏見で、上位3つのブラック派遣会社をランキング発表する。

今回お送りするブラック派遣会社大賞2019は、当サイトの独断と偏見というか、自身の体験談のみから導き出した、平成時代における「派遣会社全般は避けた方がいいが、特にこの派遣会社は避けた方が無難」という報告である。

もちろん、広い世の中にはもっと悪徳な派遣会社もあるし「なんであのブラック派遣会社が入ってないの?」的な意見もあるだろう。だが、自身が経験していないことは書けないので、このあたりの趣旨はご理解頂けたら幸いである。

ランキング算出については、特に今回は下記を重視した。

・知名度や広告露出(派遣ポータルサイトへの求人掲載)が多く、同じような被害に合う人が出る可能性が高い
・嘘、はったり、誤魔化しが多く、最終的に手のひら返しをするなど信用がおけない
・生活がかかっている労働者のことをまるで考えていない
・期待はずれ感

それでは、さくっと第1位から発表していく。

第1位 ヒューマンリソシア

受賞おめでとうございます。平成時代に経験した派遣勤務の中で、もっとも個人的に悪質だと感じた派遣会社はヒューマンリソシア。

受賞のポイントは、手のひら返し、嘘、はったり、誤魔化し、無責任、期待外れなど、そこそこの知名度の割りにまるで役に立たない派遣会社だったということ。この派遣会社に関わらなければ、まともな職業に就けたかもしれないという、貴重な時間やチャンスを奪われたという感想をしみじみ感じざるを得ない派遣会社であった。

事前の企業イメージや登録段階での印象が悪ければ、簡単に誰でも避けることができる。しかし、この派遣会社の場合はスクール運営をやっていたり、事前イメージは悪くない。むしろクリーンなくらいで、登録段階でも受付が綺麗だったり、登録担当者が若手で爽やかな人だったりする。紹介担当も同様に爽やかな若手から電話がかかってきたりする。

そこまでは良いのだが、派遣というのは実際のところ、国民の義務の一つである「労働」なのだ。日々の生活費や老後資金2,000万円を貯めるために、好きだろうと嫌いだろうと、生きて(最終的に死ぬのだが)いくためには強制的にしないとならない。派遣だとか正社員だとか、個人事業主だとかは、そんなに大差のないことなのだ。

そういう大きなイメージを持って後々のことまでを考えると、登録までの事前イメージが良いとか、紹介担当が爽やかとは、派遣労働においては、クッソどうでもいいことだと気づかないとならない。

ヒューマンリソシアがなぜダメかというと、嘘八百並べて就業させるまではいいが、事前に説明された仕事内容と実際が違ったり、派遣なのに終電まで帰れないようなブラック派遣先を平気で爽やかに紹介するのだ。ヒューマンリソシアから紹介された野村證券系列の派遣先がまさしくそうだった。独自ツールを使ったりするのに、研修らしい研修もなければ、服装だとか勤務時間だとか、基本的なことですら事前の話と違う。

短期の繋ぎとしても全く薦められないし、新卒同様の担当営業マンにしても「派遣勤務ですから」「証券会社ですから」みたいな、まともに社会経験なんてないのにしたり顔をほどほどにしろよ、と言いたくもなる。こんなやつに派遣の手数料払う意味はない、という悔しい思いをするのがオチなのだ。

親切でクリーンに見える派遣会社ほど、気をつけなければならないという教材みたいな派遣会社。スクール運営をやっているだけある。

第2位 あとらす二十一

続いての受賞はweb、IT系が本業(たぶん)で人材派遣もやっている、あとらす二十一という企業。主にWebやIT、クリエイティブ系の分野で仕事を探している場合に遭遇するかもしれない。

違法建築が発覚したレオパレス21しかり、21世紀を思わせる社名なのだが、令和に至っては派遣事業はおそらくそんなに力を入れていないと思う。公式サイトで公開されているマージン率の情報を見ると29.4%と優秀なのだが、本業に支えられているのだろう。

この会社というか、この会社の派遣事業は完全に「派遣で働かせてやってるんだぞ」と言わんばかりの営業姿勢。登録は大手派遣会社のように、受付担当、面談~紹介担当、営業担当ときっぱり分かれているタイプ。例によって連携はできていないのだが、紹介までと実際に働き出してからの態度が丸っきり違うのが受賞のポイント。

なんと言っても、紹介して手数料を取るだけが、この会社が派遣事業をやっている理由というのがすぐ丸わかりになるのだ。派遣先でのパワハラなどの困りごとを新卒みたいな営業担当者に相談してもまるで話を聞いて貰えず、上司が対応すれば「派遣先様に文句があるならやめちまえ」的にまくし立てるだけであった。そんな派遣会社はこちらからお断りなのだが、今現在はこの会社の派遣業界での存在感は薄いと思う。

10年ほど前は主要な派遣ポータルサイトにぎっしり広告が出てくるくらいだったし、クリエイティブ系の派遣先に行くと、この会社から派遣されている人が割といたりした。派遣事業というのは、派遣先企業と派遣スタッフという2重の客商売。派遣スタッフ同士は横の繋がりがあるので、「あの派遣会社はやめといた方がいい」的な悪評はすぐ広まる。結果、この会社に近寄らない人が多くなって、以前より派遣事業を縮小せざるを得なくなったと推測できる。

第3位 テンプスタッフクリエイティブ

第3位にランクインさせるのはテンプスタッフクリエイティブという、旧テンプスタッフ系の派遣会社。今はパーソルなんらかに合併してめでたく消滅して、どこにどう合併されたのがよくわからない。以下はテンプ系の時の話である。

以前は原宿のはずれの雑居ビルに入っていた。登録は妙に高圧的で、テンプの独自システムにログインしないならないのだが、事前に言ってくれないものだから、パスワード等がわかず手間取ったのがどうでもいい思い出の一つ。「覚えてないの?」とか言われたけど、こっちパスワードは1万種類くらい(?)あるから、事前に言ってくれないとテンプのパスワードごときは記憶していなんだけど? 嫌な気持ちになった。

一般的にはクリエイティブ系の派遣会社というのは、そこそこオシャレだったりするが、ただの雑居ビルで登録場所も狭くて早く帰りたかった記憶がある。

紹介担当と営業担当はきっぱりわかれているが、この会社もかなり連携ができていなくて、「そんな話ではないんだけどー」と呆れてしまったのした。でも、それが派遣先に面談に行く10分前とかだからどうにもならない。つまり、強引に面談させられて、気づいたら働いてる可能性があるわけである。

紹介された派遣先はショボくて、なんとトイレが男女共用。性転換した公務員の方のトイレを巡って、男女どっちなのかという争いが起きたりもするが、大手派遣会社から紹介される派遣先でも、男女共用のトイレの場合があるから注意。パーソルなんたらに合併されたが、どこがどうなったのかわからんので注意。

番外編 新成梱包

番外編とも言えるのだが、平成に経験した派遣労働の中で取り上げた方がよいと思って、最後にランクインさせるのはこの派遣会社。

この派遣会社は1位~3位までと違って、いわゆる昔で言う日雇い派遣系で倉庫作業系の仕事を主に扱っている。

ただ、稀に倉庫作業に付随したWebやIT系の仕事を募集する時がある。en派遣等の通常の派遣ポータルサイトというよりは、ショットワークスなど単発、短期系の求人サイトに紹介されていることがある。そういった所の求人は急場しのぎで仕事を探す必要がある場合には、むしろスピーディーに仕事が決まりやすくて、転職の合間など、人によっては役にたつ場合もあるだろう。

日雇い系ルーツの派遣会社の場合は、一般的な大手派遣会社とは文化も登録しているスタッフの層も違うことを知っておいた方がいい。今は大手派遣会社ではタイムカードはWebで申請するのが普通で、体調不良等の勤怠連絡もメールやチャットツール等で済ませることも多いだろう。しかし、日雇い系ルーツの派遣会社では出勤だろうと欠勤だろうと、朝起きたら営業担当者の携帯電話にワンコールの電話をしたりするのがルールの場合がある。筆者もそうだったが普通の派遣しかしたことない人には、酷い違和感だと思う。

その他にも銀行振り込みだと手数料がかかったりする。給料は週払いもできるそうで、昭和っぽい雑居ビルに入っている派遣会社の事務所に行くと現金で貰うことができるらしい。1ヶ月ごとの振込みでいいよ、というと「えっ」という珍しそうな顔をされた。週払いで受け取る人が多いらしいが、個人的には毎週貰っても全く仕方がない。

派遣先でのルールも独特で、その日の勤務終了後には同じ派遣会社の人のタイムカードは1枚にまとめて当番の人がFAXする。ちなみに、給料は専門職系と言って相場より相当安い。1ヶ月契約として転職合間に少しだ働いたが、はじめからそういう契約なのに更新を断ると営業担当者にブツブツ文句を言われたりする。1ヶ月ごとの契約なんだから当たり前じゃねーか、という話なのだけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です